tag:blogger.com,1999:blog-45931541899264635592024-02-09T02:18:53.257+09:00淳の酔狂日誌junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.comBlogger22125tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-11187040842730970742012-10-03T22:45:00.001+09:002012-10-03T22:45:45.398+09:00政治の空白は埋められるか批判はできるが創造がない。追及はできるが質問ができない。政局あって政策なしというジャーナリズムは性懲りもなく政局ばかりを報道する。この国民にこの政治、と政治を批判すれば天に唾することになりかねない、と知りつつ言わなければならない時に私たちは立たされているのだろう。junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-43160878761038610902011-03-20T22:23:00.005+09:002011-03-22T23:41:31.056+09:00心配な流言飛語と過剰な自粛ムード 「ほうれん草と牛乳が汚染されているってよ」<br /><div> 「また~、そんなことを言う~」</div><div> 「だって、テレビで言ってたよ」</div><div><br /></div><div> これは日常的な茶の間での会話の一コマだ。</div><div><br /></div><div> その後、報道や新聞等を読めば、一部で放射線が基準値を超えたものもあったようだが、直接的に人体に影響が出る程度ではなかった。</div><div> また、それは一部であり、福島県・茨城県の農産物や酪農製品がすべて汚染されていることを意味していない。</div><div> 意味していないが、この報道を境に、この地域の農産物や酪農製品、食品加工品にいたる製品がキャンセルされたりスーパーの棚から撤去されたりしているのは事実である。</div><div> さらに、この地域以外の全く関係ないほうれん草までも売れなくなっているというから、風評被害の底知れぬ猛威に改めて恐怖を覚えた。</div><div> 同じ報道でも視る人・聞く人・読む人によって、捉え方は間逆になることもある。報道に携わる人々はこの辺の事情を常に念頭において報道してほしい。困るのはワイドショー的な番組でコメンテーターの心無い一言などは十分にチェックしてほしい。</div><div><br /></div><div> 悪意をもって流言飛語を流す人はごく一部だろう。</div><div> 問題なのは、何気ない一言が流言飛語の発端になったり、発信者になったりするのである。いわゆる風評被害につながる一言である。</div><div><br /></div><div> 流言飛語によって起こった象徴的な事件として、有名なのは「豊中信用金庫の取付け騒動」。</div><div> これは、豊中信用金庫に就職が決まった女子高校生に対してその友人が電車の中で言った不用意な、根拠のない一言だった。</div><div> 「豊中信用金庫は危ないって言ってたわよ」</div><div><br /></div><div> 「流言飛語は賢者で止まる」</div><div> このデマは何度か賢者によって打ち消されたが、ある婦人の目の前で「ああ、豊中信用金庫さん?今日150万円おろしに行きます」</div><div> の一言が決定的なパニックの引き金になった。</div><div> 今回のひどさは賢者であるべき報道が引き金となったことを肝に銘ずべきだろう。司令塔であるべき政治の責任も問題だろうが、報道関係は単に政府がしっかりしていないからだと責任転嫁するだけではあまりにも無責任である。</div><div><br /></div><div> 次に過剰な自粛ムードだ。</div><div> こちらも厄介な問題だ。各種のコンサートが中止になり、プロ野球もサッカーも自粛ムードに包まれている。三社祭も早々と中止を決めた。</div><div> 甚大な被害を受けた被災者の気持ちを思えば、中止せざるを得ない。というのが主たる理由だが簡単に自粛してほしくない。</div><div> というのは、現在日本の経済はなかなか立ち直れず苦しい状況にある。そして今回の東日本の広い地域で深刻な災害を被った。さらに自粛によって経済の停滞を産み出してはならないと思う。一つの大きなイベントが中止されれば、小さな会社は倒産するかもしれない。職を失う人も多く生まれるに違いない。</div><div> このままでは、被災者を支援しなければならない側の体力がそがれ、支援どころではない状況に陥りかねない。</div><div> ただ、首都圏の場合は東北電力や東京電力管内の電力供給不足の問題を抱えているので、簡単な問題ではないが、知恵を出し合って乗り切り、これ以上自粛ムードが広がらないことを願うしかない。</div><div><br /></div><div> そんな折、またしてもコメンテーターの何気ない一言が気になった。</div><div> 思うように進まない避難生活者に、旅館やホテルも協力してはどうかという案を出し、</div><div>「いまどき旅行する人もいないだろうから・・・」というのである。聞きようによっては、いまどき旅行する人は不謹慎な人と取れなくもない。非常にメンタルになっている現況にあっては、不用意な一言が、「不謹慎」の大合唱を誘発する恐れがあることも心してほしい。</div><div><br /></div>junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-2019918633430890002011-03-20T12:10:00.003+09:002011-03-20T17:09:05.039+09:00東北・太平洋沖大地震必死の復興作業 東日本の沿岸に広がる甚大な被害。<div> 広範囲に目配せしながらの懸命の支援活動。</div><div> 福島第一原発においては、被爆の恐怖に耐えながら、ぎりぎりの戦いをしている自衛隊、ハイパーレスキュー隊の皆様。そして、最悪の事態を回避するために原発施設内で全知全能を傾けて復旧作業をしている東電の技術者たち。そして送電システムの回復を目指して働く技術者たち。</div><div> 彼らに敬意と感謝をしつつ何もできない自分にもどかしさと悔しさで涙が止まりません。</div><div> 自分に何ができるか、今できることは何か・・・。もがきながら見守る自分。</div><div> 皆さんかっこいいです。がんばって!</div><div><br /></div>junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-62139570342503503452011-03-18T10:51:00.003+09:002011-03-18T11:08:41.571+09:00春分と大潮その2 今日は3月18日、旧暦二月十四日(如月待宵月)。明日は十五夜で未明に満月となり大潮となる。<div> 春分や秋分の頃は大潮の干満差が最大となる時期だ。</div><div> このたび、東北・関東大震災に遭った東北地方沿岸の干満差は1メートルをゆうに超える。この地震で地盤沈下を起こした地域ではどの程度の影響があるか解らないが、注意深く見つめる必要があると考える。</div><div><br /></div>junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-10844998752879433212011-03-12T15:36:00.007+09:002011-03-19T02:05:59.929+09:00東北・太平洋沖大地震 2011年3月11日(金)14時46分、三陸沖を震源とする大地震が発生した。<div> 今回の宮城沖大地震を被災した方々にお悔やみ申し上げます。<div> 想像を超えた激甚の大災害となった。一日も早い復興に向けて、大変だろうが、助け合い励ましあって成し遂げていただきたい。</div><div> 東京でも震度5弱を観測し、目と鼻の先の九段会館では天井の一部が落下し死者がでた。この程度でも私にとって経験したことのない揺れだったことを考えれば、直接被災地の方々の恐怖はいかばかりであったか。</div><div><br /></div><div> 特に津波はその猛威の前になすすべもない!といった感じだ。</div><div> これほどの被害になろうとは専門家ですら予測できなかったようだ。</div><div> ただ、警報の出し方に問題はなかったかと思う。</div><div> 津波の怖さは波の高さだけではない。というよりその圧倒的な水量の多さとスピードだ。</div><div> そもそも波という表現は適切かどうかも問題だと考えていた。波といえば寄せては引く、という印象が強いと考える</div><div> たとえば、沖から1mの津波が押し寄せてきたとき、その津波は想像を超える水量をかかえて押し寄せてくるのだ。</div><div> この計り知れない水量が湾などに入ってきた場合、その高波はあっという間に数メートルを超え、一気に速度が落ちるので、後から来る圧倒的な水量がさらに波を高くするということだ。台風などの高波とは桁違いのエネルギーがある。</div><div><br /></div><div> この津波の怖さを伝える場合、この水量の多さをどのように伝え、警報に活かせるかを考えることは大切なことだと思う。</div><div><br /></div><div> これほどの被害をもたらした津波であったが、2月11日は小潮。潮位変化の少ない日であった。それにもかかわらずこれほどの被害が出た。もしこの日が大潮の日で満潮に重なればもっと大きな被害をもたらしたかもしれない。やはり沿岸の防災のあり方はもちろんだが、津波の恐ろしさを適切に知らせる警報の出し方も検討していただきたい。</div><div><br /></div></div>junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-4552717131381851352011-03-07T11:54:00.007+09:002011-03-07T15:13:25.487+09:00前原外相辞任に思う 政治ネタは極力避けてきたが、なんとも腹の立つことばかり続いていやになる。<div> またもやつまらない理由で重要閣僚の一人でもある前原外相が辞任した。</div><div> 国会で鬼の首を取ったような勢いで追求する議員を見ていて不快指数120%という感じだ。辞任した後も首相の任命責任を徹底追及する、という。何をかいわんやである。</div><div> 追求する側にとっては、重箱の隅をつついて、一気に瀕死の菅内閣を解散に追い込もうということだろうが、あまりにもおそまつだ。</div><div><br /></div><div> この問題は、いち政治家のスキャンダルとして追及するのではなく、別の視点で考えなければならない問題だ。</div><div> 例えば、政治家の健全な政治活動を支える個人献金をインターネット献金も含めて如何に定着させようというとき、献金した個人が外国籍かどうかをチェックするなど到底不可能だ。チェックのために人員を増やして虎の子の献金をそちらの人件費に使うなどということにもなりかねない。</div><div> ましてや後でわかったといっていちいち辞任するようなことがあっては政治空白が広がるばかりだ。外資系企業からの企業献金の問題との整合性も問われるところだ。</div><div><br /></div><div> マスコミの報道の仕方にも問題がある。「政局ではなく政策」などといいながら、延々と政局を報道する無神経さ。政策では視聴率が取れないが政局は視聴率が取れる、ということではないだろうか。また、ワイドショー番組やバラエティ番組で安直に政局を取り上げる。</div><div> 政治を国民目線で解りやすく、という利点もあるだろうが、限られたコメンテーターが、検証なしに無責任なコメントを垂れ流す図もいただけない。</div><div><br /></div><div> まあマスコミ批判も政治批判も天に唾することであり、有権者一人ひとりが賢くなっていかなければならないことではあるが・・・。</div>junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-18689488650827008202011-03-02T10:34:00.005+09:002011-03-02T11:40:43.987+09:00季節感を取り戻そう3月に入って、そろそろ桜の便りが気になりだした。<div><br /></div><div> 千代田区は区花が桜。3月下旬から4月上旬、「千代田さくら祭り」が行われる。</div><div> 千鳥が淵緑道では毎年ライトアップが行われ、皇居を望みながら幻想的な夜桜を楽しめる。</div><div> また、<a href="http://www.kanko-chiyoda.jp/">4月1日(金)~4月3日(日)は神田川~日本橋間の桜クルージング、4月4日(月)には国立劇場発の麹町お花見スカイバス</a>が運行される。そのほかにも千代田区には桜スポットが多く、外濠公園、英国大使館、靖国神社、皇居東御苑などなど見所満載。</div><div><br /></div><div> 楽しみな季節を迎えるわけだが、ちょっと気になるコラムを見つけたので一言。</div><div><br /></div><div> 真っ先に咲く梅に続いて杏や桃、李が花開き、桜が暖かい春を彩る(2011年3月2日「名字の言」)</div><div><br /></div><div> とくればどうも時系列が気になる。この表現をそのまま読むと梅が咲き、杏や桃が咲き、李が開き、そして最後に桜が咲くような印象を受けてしまわないか。</div><div> むろんこれらの花には昨今種類も豊富で早咲きや遅咲きがあり、一概に咲く順序が明確ではないが、桜と桃どちらが早く咲くの?</div><div> 少しはなしはそれるが、<a href="http://www.ganshodo.co.jp/mag/moon/files/m_c004.html">三月三日</a>はひな祭り、桃の節句と言われる日だが、これはもともと旧暦の行事で、西暦3月3日には桃の花は咲かない。</div><div> 旧暦と西暦とでは、一ヵ月から一ヵ月半程度ずれるので、西暦にあわせれば、桃の節句は4月上旬から中旬となり、桃の開花に符合する。</div><div> 昨今、都市化の波、温暖化に代表される異常気象、生活パターンの近代化などで、季節感が薄れているとも言われている。</div><div> しかし、桃の節句など伝統的な年中行事をそのまま西暦の日に置き換えて行われる傾向も日本人の繊細な季節感を乱しているのではないかと考え、読みすごすことはできず、一言申し上げた。</div>junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-8703327885056574462011-02-26T19:30:00.003+09:002011-02-26T19:47:23.750+09:00春分と大潮 今年の旧暦カレンダーを眺めていて気づいたこと第二弾。<div> 旧暦二月(如月)の満月は十六日、西暦で3月20日(日)、翌日が春分の日。</div><div> 春分や秋分のころ、太陽や月の軌道が赤道上にあるためこの前後の大潮は普通よりも大きくなる。</div><div> ただ、春分や秋分の日に大潮になることはそれほど多くはないが、2011年の春分の日は満月の翌日で大潮の日にあたる。</div><div> これは見逃せない。普段よりも大きな干満差を楽しむことができるかもしれない。</div><div> 日本で干満差が大きいことで有名なのが有明海や瀬戸内海。</div><div><br /></div><div> 今年の連休は有明海方面や厳島神社はおススメかも。</div><div> また、干満差や大潮によって影響される鳴門海峡の渦潮もおススメかもしれない。</div><div><br /></div>junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-58025581774849245892011-02-26T16:53:00.003+09:002011-02-26T18:00:33.241+09:00十五夜と満月 旧暦のカレンダーで、十五夜といえば、ほぼ満月の日であるが、決してイコールではない。<div> 実際2011年度版の『<a href="http://www.ganshodo.co.jp/mag/moon/moon-b.html">月と季節の暦</a>』を眺め望(満月)を調べてみると、以下のようになる。<div> </div><div> 旧暦正月=十六日(2月18日)</div><div> 旧暦二月=十六日(3月20日)</div><div> 旧暦三月=十六日(4月18日)</div><div> 旧暦四月=十五日(5月17日)</div><div> 旧暦五月=十五日(6月16日)</div><div> 旧暦六月=十五日(7月15日)</div><div> 旧暦七月=十五日(8月14日)</div><div> 旧暦八月=十五日(9月12日)→仲秋の名月</div><div> 旧暦九月=十六日(10月12日)</div><div> 旧暦十月=十六日(11月11日)</div><div> 旧暦十一月=十六日(12月10日)</div><div> 旧暦十二月=十六日(2012年1月9日)</div><div><br /><div> このように満月の日は十五日に多いが、十六日もある。2011年度版ではなかったが十七日であったりすることもある。</div><div> しかし、多少ばらつきはあるが、感覚的にはやはり満月と十五夜は同義語で使ってもとがめられることはないだろう。</div></div></div><div> こんなことを考えながらカレンダーを眺めていて、ふと気がついた。旧暦十五日と十五夜はイコールだろうか。</div><div> 考えてみれば、月に必要な夜は真ん中で日付が区切られている。月の運行を元に編み出された旧暦いわゆる太陰太陽暦の主役は当然月であり、月に必要な闇の存在だ。太陰太陽暦を使っていた当時の人々にとって夜中の0時に日付が変わるという感覚が全くなかったといって過言ではないだろう。十五夜とは当然十五日、日が沈んでから月が存在する夜中十五夜であったのだろう。こんな当たり前のことに今頃気がついた。</div>junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-50266002624754897372010-11-19T11:54:00.006+09:002010-11-19T18:12:09.789+09:00法相の失言 閣僚の失言がまたまた問題に・・・。<div> 相変わらずの国会三文芝居の開幕だ!まあ法相としては、地元支援者へのリップサービスのつもりだったのだろうが、ジョークとしてはあまりにも陳腐なものには違いない。</div><div> しかし、しかしである。『国会を侮辱した!」などといって鬼の首を取ったように問責決議案まで出す問題なのだろうか。この程度のくだらないジョークで侮辱されるような国会なのかねぇ。</div><div> 「つまらないジョークで男を下げた」程度でいいのではないか。国会の場はもっともっと重要な問題で議論を戦わせてほしい。</div><div> しかも、その尻馬に乗って連日多くの時間を割いて垂れ流すマスコミの姿も健全とは言いがたい。これが日本の政治を取り巻く実態なのだと考えると暗澹たる思いだ。</div><div><br /></div><div> ああ、思わずうなってしまうジョークがほしい、世論を喚起する論戦が観たい聞きたいと思うのは、無いモノねだりか?</div>junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-13774770399763023632010-05-07T00:16:00.003+09:002010-05-07T00:37:15.167+09:00おバカキャラ 最近、バラエティ番組やクイズ番組でおバカキャラがモテモテである。<div> もっとも、おばかキャラとはいっても、番組でレギュラーを張ったり、ブラウン管を賑わせているのだから、正真正銘おバカであろうはずはないとは思うのだが、おバカを演じているのかどうかは定かでない。</div><div> 視聴者はおバカキャラのおバカ振りを楽しんでいることは確かだ。</div><div> 元来人間は自分よりおバカさんを欲しているものである。人の失敗や無知ぶり、天然振りを見聞きするにつけ溜飲を下げたりするのである。</div><div> 外山滋比古氏は「昔の王侯貴族支配者はプロのバカをかかえるぜいたくをした」という。</div><div> バカなことを言ってくれるバカ、バカを演じてくれるバカ、とにかくひっぱりだこのバカは不足がちなのだそうだ。</div><div> しかし、しかしである。</div><div> 誰とは言わないが、「バカであってはならない人がバカなことをいう」と腹が立つ。</div>junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-86391124107576725782010-03-29T16:24:00.002+09:002010-03-29T17:31:12.936+09:00きさらぎの望月のころ 今年も「千代田区さくらまつり」が始まった。しかし、開花が報告されてすぐ寒くなったので、まだまだ蕾が目立つ桜だが、満開は4月になってからだろう。<div> ところで、明日3月30日(火)は満月になる。この日、旧暦では如月の十五日で</div><div><br /></div><div> 願わくば 花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ</div><div><br /></div><div> と歌った西行法師を思い出す。如月の満月のころと桜の開花と重なるのは前年に閏月が入った年と予想される。ただ明日30日も寒いと予想されているので満開とはいかないだろうが時空を超えて感慨深い。</div><div><br /></div><div> 今週半ばから春の陽気が戻るというから、今週末は相当の人出が予想される。</div>junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-76070442371503939212009-07-08T16:09:00.006+09:002009-07-08T18:25:40.950+09:00七夕と十五夜 7月7日はいまどきの七夕だった。珍しく雨がなく、満月が輝く七夕の日となった。<br /><br /> 星は・・・<br /><br /> 月の明るさに負けてあまりよく見えなかった。<br /><br /> そう、実は2009年の7月7日は、旧暦では、閏五月十五日 満月の日だったのだ。<br /> 七夕はもともと旧暦(太陰太陽暦)の行事。<br /> <a href="http://www.ganshodo.co.jp/mag/moon/files/m_c004.html">旧暦の七月七日</a>といえば、月は決まって上弦の月(半月)前後。<br /> 月は夜になれば西に傾き、9時から10時ころには沈む。<br /> 天の川は昨日のように月の明るさに邪魔されることはないのだ。<br /> 今年の旧暦の七夕は、閏月が入った関係で、例年より遅く2009年8月26日。<br /> ちなみにお盆(旧暦七月十五日)は、2009年9月3日。<br /><br /> そして、忘れてほしくないのが七夕は本来初秋の行事であったこと。<br /> 古典を学ぶ上にも、繊細な季節感を大切にしてきた日本の文化を考える上からも、七夕は旧暦を意識してほしいと思うのは果たして無駄なことだろうか・・・。<br /><br /> junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-10547129296512787282009-07-03T10:41:00.003+09:002009-07-03T15:48:47.279+09:00神楽坂まつり 神楽坂阿波踊り(7月24・25日)に向けて、かぐら連の練習も佳境に入った感がある。<br /> 毘沙門の境内には「ぞめき」の鉦の音が聞こえてくる。<br /><br /> ちなみに、現在、フジテレビの「めざましテレビ」で、多分占いコーナーだったと思うが、背景映像として「神楽坂」が紹介されている。神楽坂のたたずまい、毘沙門に続いて、「かぐら連」の面々の阿波踊りが流れている(神楽坂祭り開催まで)。早起きの習慣がある人もない人も、一度観てはいかが・・・。<br /><br /> 神楽坂阿波踊りは、都内では最初に開かれる『阿波踊り』で、あの急坂を踊りきれるかどうか、阿波踊りシーズンを乗り切るための体力を計るには最高だという人もいる。また、ギャラリーの質もいい(ノリどころ、ノラセどころを知っている)ので、踊りやすい祭りだ。<br /><br /> 私も、天狗連で踊ります。<br /><br /> 都内だけでも、阿波踊り祭りは結構多く、高円寺をはじめ、小金井、きたまち(練馬北町)、大塚、かせい(都立家政)、三鷹などなど。<br /> ほかにも、夏祭りの一環として阿波踊りを取り入れているものも多く、夏だ!祭りだ!阿波踊りだ!と祭りずき、阿波踊り好きにはたまらない季節がやってきた。junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-14909416936719580702009-06-15T22:51:00.002+09:002009-06-15T23:23:48.259+09:00阿波踊り体操久しぶりに徳島県の保健所が中心となって制作された<a href="http://www.pref.tokushima.jp/GeneralAdmin.nsf/topics/E9AF1EF3A4C990874925714200264440?OpenDocument">阿波踊り体操</a>にアクセスした。基本編に加えて「メタボリックシンドローム予防・解消編」が追加制作されていた。ニューバージョンのメタボ編は基本編に比べるとかなりのバージョンアップ。<br /><br />これから阿波踊りを習いたいという方には、この基本編とメタボ編はかなり参考になる。<br />無料でダウンロードできるのでぜひ参考にされたらいかがでしょう。<br /><br />もっとも徳島や東京高円寺の有名連に所属されている方は、その連の踊りのスタイルがあるので、その連の名手に教わるほうがいいに決まっている。<br />それでも、上達に必要なさまざまな動きを見ることができるので、一見に値する。<br /><br />だれでも簡単に踊れるという阿波踊りだが、うまく踊る難しさはやったものでなければわからない。ましてきちんと教えるのは非常に難しい。基本的なリズムや体の動かし方が身につけば上達も早くなる。ロボット系阿波踊り(初心者レベル)からいかに早く抜け出すことができるかによって、阿波踊りの面白さは格段にアップする。<br /><br />そのためのヒントがここに多く含まれている、とだけいっておきましょう。junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-63120150700653732692009-05-07T09:34:00.003+09:002009-05-07T10:35:49.094+09:00自転車の季節に気をつけたいこと 都心に住んでいると自転車は快適な足だ。車だと慢性的な渋滞や駐車場を探したりで、時間を読むことが困難な場合が多いが、自転車だとかなり正確に時間を読むことが出来る。<br />私も、人を送ったり、大きなものを運ぶことがなければ、ツーリングは別としても山手線内であれば殆ど自転車で移動している。<br /><br /> 健康にもいいしエコにもやさしい。自転車で移動するようになっていいこと尽くめなのだが、マナーがなっていない人が少なくなくないのは残念だ。<br /><br /> 先日、買い物をし、店から出て間もなく歩道際に寄ろうとした際、自転車が後ろから来て、ぶつからなかったが自転車のほうがバランスを崩してコケそうになった。くわえタバコをしながら自転車に乗っていたらしく、タバコが歩道に飛び落ちた。「すごいこけ方だな」と思って見ると、やたら文句がありそうな顔をしていたので、「歩道は徐行だよ」と言ってやった。すると「徐行していたから止まれたんだろう」と依然「ムッ」とした顔をしていた。「文句がありそうだね」というと、「後ろをよく見ろ」という。<br /> 歩道を歩く歩行者は時として急に止まることもあるし、方向を変えることはよくあることで、だから徐行をするのだが、この程度の歩行者の行動を予測する想像力がないのなら歩道を走る資格はないだろう。徐行していてぶつかりそうになって止まってコケそうになるような運転技術なら歩道は押して歩くしかないだろう。<br /> 私もよく自転車を利用するが、歩道を走っていて、前の歩行者が方向を変える際に後ろを確認することなどまれである。殆どは急に方向を変えるのだ。かくいう私も歩道を自転車で走っていてぶつかりそうになったことは・・・ある。その際、私は「すいません」というようにしている。すると歩行者側も「いいえ、私も急に方向を変えたのだから」とか、会釈を返してくれたりするものだ。<br /> 自転車のほうから歩行者をにらみつけるなどもってのほかだ。<br /> 自転車の数は急増しているが、残念ながらまだ歩行者と自転車、自動車の住み分けがうまくいっているとはいいがたい。歩行者より自転車、自転車よりバイク、バイクより自動車と早く走れるほうや、頑丈なほうが、集中力を持って走行したいものだ。<br /><br /> それと、気になるのが無灯火の自転車が多いことだ。都心は真夜中でもかなり明るいので、自転車を走らせるのに無灯火でも困ることは殆どない。しかし、相手からはよく見えないことがあるということを自覚してほしいものだ。junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-24217188931192981732009-04-26T23:02:00.003+09:002009-05-06T23:30:53.258+09:00阿波踊り本番に向け阿波踊りも夏本番に向けて、いよいよ各地で練習も活発化してきた。<br />老若男女、だれでも気軽に踊れる阿波踊り、 しかし、うまく踊ろうとするとこれほど難しい踊りはない。<br />この辺が阿波踊りの面白さだ。私も千代田区の活性化事業の一環で始まった阿波踊りに参加したのをきっかけに、いつの間にかはまってしまった。五十の手習いではないが、踊りだけでなく篠笛や大太鼓、締太鼓、鉦などが繰り出す鳴り物も含めて興味は尽きない。junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-17048704271912141662009-04-24T15:50:00.005+09:002009-04-25T09:46:01.785+09:00SMAP草なぎ君逮捕に思う「お酒の武勇伝」 SMAPの草なぎ君が公然わいせつ罪で現行犯逮捕された。捕まったときの状況がわからないので軽はずみなことは書けないが、警察の対応はちょっとやりすぎではないかとも思える。<br /><br /> 日本の社会が酒飲みに対して寛大かどうかは別として、酒の上での失敗を「武勇伝」と呼ぶことがよくある。かくいう私も得意げに?「武勇伝」喧伝したことがよくあった。<br /> お酒にまつわるブログもかなりの数におよび、その大物振りを公開しているのもよく見かける。<br /><br /> 草なぎ君は相当お酒がお好きなようだし、飲酒と仕事のけじめもしっかりしていたという報道もあったくらいだから「酔っ払う」ことにもかなり自信があったのではないか。この自信が時として暴走することがある。いわゆる過信というやつだが、年齢が34歳というから、ちょうど自信と体力・気力のバランスが崩れ始めるころである。<br /> 私が酒を飲んで「記憶の断片化」をはじめて経験したのも三十代半ばであったように記憶している。かなりショックだった。酒を飲んでも理性は失われないという自信の一角が崩れたのだ。記憶が途切れている以上、その記憶がない時間帯、理性を失っていたかどうか自分で確認することができないからだ。<br /><br /> 記憶の断片化を経験してからは、お酒を飲むペースを遅くしたり、量を抑えたりしたが、この記憶の断片化は、そのときの体調であったり、飲んでいるときの精神状態であったり、雰囲気であったりが影響しているものと思われ「起きるときは起きる」ようだ。<br /><br /> まあ、お酒はほどほどに、としかいえないが、加減して飲む酒の味は半減することは確かで、最近はあまり武勇伝は語らなくなった。junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-66564602472321912372009-04-11T09:56:00.003+09:002009-04-11T10:53:43.988+09:00満月と満開の桜 今年の4月9日(月暦弥生十四日)、満月になるのを待つかのように長持ちした桜。なにか得をした感覚で夜桜を楽しんだ。<br /><br /> 月が旧暦の十四日に満月になるというのは、かなり珍しい。<br />そして都心で桜の花が4月9日になっても散らずに残ったのもかなり久しぶり。これは、開花宣言は早かったものの、その後の寒さがなせる業であったが、温暖化基調は変わっていない。<br /><br /> それにしても、今年の月は結構楽しませてくれる。旧暦の六月一日(7月22日)、奄美群島や屋久島地方で数十年ぶりに皆既日食を見ることができるし、来年の元日(旧暦では十一月十七日で年内)は満月で、除夜の鐘は満月の中うたれることになる。<br /> 「月と太陽の暦制作室」が発行する『<a href="http://www.ganshodo.co.jp/mag/moon/moon-b.html">月と季節の暦</a>』の制作をお手伝いさせていただくようになって、月への関心は格段に強くなった。月と密接なかかわりを持っていた日本の文化も改めて感じ入っている今日この頃だ。junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-20964505297450609702009-01-25T22:43:00.003+09:002009-01-25T22:51:19.575+09:00旧暦新年 今日1月26日は旧暦(太陰太陽暦)のお正月。もちろん新月の日なので月は・・・ない。横浜の中華街では春節まつりが始まった。最近は池袋の春節も華やかなそうな。<br /><br /> この春節は元宵節(旧暦十五日の小正月<ほぼ満月の日>太陽暦2月9日)まで続くので、その雰囲気を味わいたい方は是非足を運んでみてはいかが・・・。<br /><br /> 日本でも太陰太陽暦、いわゆる旧暦をもっと見直そうという動きも活発になり、旧暦に合わせて年賀状を出したり旧暦正月を寿ぐ方も多くなったとか。旧暦の正月は「立春に最も近い新月の日」なので、文字どおり新春、迎春だ。<br /><br /> 巌松堂出版のサイトに「<a href="http://www.ganshodo.co.jp/mag/moon/moon.html">月と月暦</a>(太陰太陽暦)」と題したコーナーを持っているので、興味ある方はお越し下さい。 <br /><br /> 因みに太陽暦の新年はB.C.46年に、ユリウス・カエサルによって制定されたユリウス暦の年初をJanuary1日と決め、それが現在に踏襲されているようだ。この日を新年にしたのはB.C.45年、古ローマ暦にならってJan.1日を朔日(太陰太陽暦の一日)からスタートさせようと、前年を445日にして時をあわせ、新しい暦を始めたためだそうだが、太陽年と朔望月の12ヵ月は一致しないので、今になってみれば、1月1日は天文学的・暦学的になんの意味もない日になってしまった(古ローマ暦の年初は冬至を基本に定められていた)。<br /><br /> シーザーも古ローマ暦(太陰太陽暦)の日まわりを重んじようとしたことだけは確かなようだが、それが逆にあだとなった、ということか。junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-80168631480885934642009-01-11T02:03:00.001+09:002009-01-11T02:08:39.496+09:00闘争心がなくなったら酒をやめる?闘争心がなくなったら酒を止めるといった人がいた。しかし、止める前に病に倒れ永眠した。彼の言う「闘争心」とは何であったのか、今では知るよしもないが、酒飲みのはしくれとして何となく分かる気がする。ただし、ここでいう「酒」とは家酒ではない。酒場で飲む酒のこと。<br /><br />酒場で人にはじめて酔ったのは、学生時代。そこはたしか江古田の和田屋だったと思う。友人の行きつけの店だった。その後和田屋に限らず江古田に行く機会はなかったが日芸の学生がよくきていた店だったと思う。時代は70年代前半の学生運動も一段落した頃、友人と中原中也の話をしていると、後ろに人の気配。振り向くとそこには数人の日芸とおぼしき学生達。もうそれからは中原中也論で喧々囂々、時には時事問題から文学、芸術、演劇の話、果ては革命論まで熱く論じたり茶化したりしながら意気投合。誰が言ったか行きつけのジャズを聴かせる店があるということで一見の学生達と二次会、三次会。こんな経験から酒場の持つ独特の雰囲気に酔いハマっていった。江古田には日芸のほかにも武蔵大学や武蔵野音大などがあり、今は知らないが個性豊かな学生達が夜な夜な酒場にたむろしていたのだ。<br /><br />次ぎに酔ったのは、いわゆるマスターとかママと呼ばれる方々との出逢い。角川書店の編集をしていたというF氏と一緒に六本木のとある酒場へ。酔っていたのとタクシーでいきなり乗り付けてしまったので、あいにく店の名前も場所もよく覚えていない。ただ、お客さんの一人に田辺聖子女史がいて、「このマスター、早稲田の政経をストレートででたくせになあんにも知らないのよ」という。そのマスター、よく「それってどういうこと?」とか、「どういう意味?」などと質問してくるのだ。いい加減な聞きかじりで知ったかぶりするとあとで赤っ恥!というとになりかねない。蘊蓄や知識をひけらかしながら飲むというより、勢い実感のこもった話題が飛び交うことが多くなる。それだけではなかった。このマスター一見頼りなげの雰囲気をもっていたが、じっくり客を観察しているようで、客同士の会話が弾むように、話をつないだり、他の客に話をふったり、その辺が見事だった。こじゃれた会話で客を愉しませるマスターやママも捨てがたいが、このように客と客をつなぐ店も面白い。<br /><br />闘争心の話から脱線してしまったが、実はこの話の中に多分ヒントがある。酒場には人に出会う、生きた会話に触れる楽しみがある。しかし、得るだけでは上質の呑兵衛にはなれない。与えることがなくてはならないのだ。時には相手を喰い、和ませたり、駆け引きをしたり、切り返したり、場を読み、場を創っていく・・・。まさに闘争心なくしてできることではない。それでは酔えない?いえいえ、酔ってこそできることなのだ。junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4593154189926463559.post-20605740032085601932008-11-24T01:12:00.005+09:002009-05-08T15:18:39.705+09:00プロローグは酒場 わけもわからぬまま、なんとなく時流に乗ってブログなるものを開設してみた。なにを書き、何を伝えたいか、まだ考えてはいない。 <a href="http://ganshodo.co.jp/mag/magazine.html">HPはこちらで参照できます。</a><br /> とにかく酔狂日誌ということで酒場のことから書き始めることにする。 飯田橋界隈も昨今、繁華街とまではいかないまでも飲食店が次々にオープンしている。都心ということもあって、テナント料は結構なお値段のはずだ。勢い出店するのは大手居酒屋グループや大手レストラングループが殆どである。このあおりを食らって、いわゆる小料理屋やスナック、個人経営の居酒屋が閉め出された格好だ。特にバブル崩壊後、居酒屋やレストランの価格破壊が急速に進み、食材の小口仕入、限られたスペースで料理や酒を提供している店の経営は立ちゆかなくなり、閉店を余儀なくされた店も少なくない。 むろん、大手居酒屋グループの経営努力はすさまじく、豊富な人材と資金力などで食材の一括仕入や味の追求、新メニューの開発など食文化をリードしようという意気込みすら感じさせるところも少なくない。 もっともこの傾向は居酒屋などに限られたことではない。いわゆる米屋、酒屋、八百屋、果物屋、魚屋、肉屋、雑貨屋、オモチャ屋、洋品屋、本屋など○○屋と呼ばれ地域の商店街を支えてきた文化も大手スーパーなど量販店に押されて経営が成り立たなくなり、廃業に追い込まれ、歯抜けになった商店街も少なくない。 酒場の話から脱線したが、大手居酒屋グループの店は、その立地や客層により異なるとしても、はずれも少ないが当たりも少ない。また、大人数で飲み食いするにはいいが、少人数で会話や酒を楽しんだり、思わぬ仲間と意気投合して話が弾むといったことはほとんどない。 酒飲みにとって、酒場は非日常の世界というより、極めて日常的な場所なのだ。小規模ながら個性をだして、地域にとけ込んで頑張っている個人経営の店は失いたくない文化だ。junhttp://www.blogger.com/profile/12486745163272336398noreply@blogger.com0