7月7日はいまどきの七夕だった。珍しく雨がなく、満月が輝く七夕の日となった。
星は・・・
月の明るさに負けてあまりよく見えなかった。
そう、実は2009年の7月7日は、旧暦では、閏五月十五日 満月の日だったのだ。
七夕はもともと旧暦(太陰太陽暦)の行事。
旧暦の七月七日といえば、月は決まって上弦の月(半月)前後。
月は夜になれば西に傾き、9時から10時ころには沈む。
天の川は昨日のように月の明るさに邪魔されることはないのだ。
今年の旧暦の七夕は、閏月が入った関係で、例年より遅く2009年8月26日。
ちなみにお盆(旧暦七月十五日)は、2009年9月3日。
そして、忘れてほしくないのが七夕は本来初秋の行事であったこと。
古典を学ぶ上にも、繊細な季節感を大切にしてきた日本の文化を考える上からも、七夕は旧暦を意識してほしいと思うのは果たして無駄なことだろうか・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿