2009年4月24日金曜日

SMAP草なぎ君逮捕に思う「お酒の武勇伝」

 SMAPの草なぎ君が公然わいせつ罪で現行犯逮捕された。捕まったときの状況がわからないので軽はずみなことは書けないが、警察の対応はちょっとやりすぎではないかとも思える。

 日本の社会が酒飲みに対して寛大かどうかは別として、酒の上での失敗を「武勇伝」と呼ぶことがよくある。かくいう私も得意げに?「武勇伝」喧伝したことがよくあった。
 お酒にまつわるブログもかなりの数におよび、その大物振りを公開しているのもよく見かける。

 草なぎ君は相当お酒がお好きなようだし、飲酒と仕事のけじめもしっかりしていたという報道もあったくらいだから「酔っ払う」ことにもかなり自信があったのではないか。この自信が時として暴走することがある。いわゆる過信というやつだが、年齢が34歳というから、ちょうど自信と体力・気力のバランスが崩れ始めるころである。
 私が酒を飲んで「記憶の断片化」をはじめて経験したのも三十代半ばであったように記憶している。かなりショックだった。酒を飲んでも理性は失われないという自信の一角が崩れたのだ。記憶が途切れている以上、その記憶がない時間帯、理性を失っていたかどうか自分で確認することができないからだ。

 記憶の断片化を経験してからは、お酒を飲むペースを遅くしたり、量を抑えたりしたが、この記憶の断片化は、そのときの体調であったり、飲んでいるときの精神状態であったり、雰囲気であったりが影響しているものと思われ「起きるときは起きる」ようだ。

 まあ、お酒はほどほどに、としかいえないが、加減して飲む酒の味は半減することは確かで、最近はあまり武勇伝は語らなくなった。

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