2011年2月26日土曜日

春分と大潮

 今年の旧暦カレンダーを眺めていて気づいたこと第二弾。
 旧暦二月(如月)の満月は十六日、西暦で3月20日(日)、翌日が春分の日。
 春分や秋分のころ、太陽や月の軌道が赤道上にあるためこの前後の大潮は普通よりも大きくなる。
 ただ、春分や秋分の日に大潮になることはそれほど多くはないが、2011年の春分の日は満月の翌日で大潮の日にあたる。
 これは見逃せない。普段よりも大きな干満差を楽しむことができるかもしれない。
 日本で干満差が大きいことで有名なのが有明海や瀬戸内海。

 今年の連休は有明海方面や厳島神社はおススメかも。
 また、干満差や大潮によって影響される鳴門海峡の渦潮もおススメかもしれない。

十五夜と満月

 旧暦のカレンダーで、十五夜といえば、ほぼ満月の日であるが、決してイコールではない。
 実際2011年度版の『月と季節の暦』を眺め望(満月)を調べてみると、以下のようになる。
 
  旧暦正月=十六日(2月18日)
  旧暦二月=十六日(3月20日)
  旧暦三月=十六日(4月18日)
  旧暦四月=十五日(5月17日)
  旧暦五月=十五日(6月16日)
  旧暦六月=十五日(7月15日)
  旧暦七月=十五日(8月14日)
  旧暦八月=十五日(9月12日)→仲秋の名月
  旧暦九月=十六日(10月12日)
  旧暦十月=十六日(11月11日)
  旧暦十一月=十六日(12月10日)
  旧暦十二月=十六日(2012年1月9日)

 このように満月の日は十五日に多いが、十六日もある。2011年度版ではなかったが十七日であったりすることもある。
 しかし、多少ばらつきはあるが、感覚的にはやはり満月と十五夜は同義語で使ってもとがめられることはないだろう。
 こんなことを考えながらカレンダーを眺めていて、ふと気がついた。旧暦十五日と十五夜はイコールだろうか。
 考えてみれば、月に必要な夜は真ん中で日付が区切られている。月の運行を元に編み出された旧暦いわゆる太陰太陽暦の主役は当然月であり、月に必要な闇の存在だ。太陰太陽暦を使っていた当時の人々にとって夜中の0時に日付が変わるという感覚が全くなかったといって過言ではないだろう。十五夜とは当然十五日、日が沈んでから月が存在する夜中十五夜であったのだろう。こんな当たり前のことに今頃気がついた。

2010年11月19日金曜日

法相の失言

 閣僚の失言がまたまた問題に・・・。
 相変わらずの国会三文芝居の開幕だ!まあ法相としては、地元支援者へのリップサービスのつもりだったのだろうが、ジョークとしてはあまりにも陳腐なものには違いない。
 しかし、しかしである。『国会を侮辱した!」などといって鬼の首を取ったように問責決議案まで出す問題なのだろうか。この程度のくだらないジョークで侮辱されるような国会なのかねぇ。
 「つまらないジョークで男を下げた」程度でいいのではないか。国会の場はもっともっと重要な問題で議論を戦わせてほしい。
 しかも、その尻馬に乗って連日多くの時間を割いて垂れ流すマスコミの姿も健全とは言いがたい。これが日本の政治を取り巻く実態なのだと考えると暗澹たる思いだ。

 ああ、思わずうなってしまうジョークがほしい、世論を喚起する論戦が観たい聞きたいと思うのは、無いモノねだりか?

2010年5月7日金曜日

おバカキャラ

 最近、バラエティ番組やクイズ番組でおバカキャラがモテモテである。
 もっとも、おばかキャラとはいっても、番組でレギュラーを張ったり、ブラウン管を賑わせているのだから、正真正銘おバカであろうはずはないとは思うのだが、おバカを演じているのかどうかは定かでない。
 視聴者はおバカキャラのおバカ振りを楽しんでいることは確かだ。
 元来人間は自分よりおバカさんを欲しているものである。人の失敗や無知ぶり、天然振りを見聞きするにつけ溜飲を下げたりするのである。
 外山滋比古氏は「昔の王侯貴族支配者はプロのバカをかかえるぜいたくをした」という。
 バカなことを言ってくれるバカ、バカを演じてくれるバカ、とにかくひっぱりだこのバカは不足がちなのだそうだ。
 しかし、しかしである。
 誰とは言わないが、「バカであってはならない人がバカなことをいう」と腹が立つ。

2010年3月29日月曜日

きさらぎの望月のころ

 今年も「千代田区さくらまつり」が始まった。しかし、開花が報告されてすぐ寒くなったので、まだまだ蕾が目立つ桜だが、満開は4月になってからだろう。
 ところで、明日3月30日(火)は満月になる。この日、旧暦では如月の十五日で

 願わくば 花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ

 と歌った西行法師を思い出す。如月の満月のころと桜の開花と重なるのは前年に閏月が入った年と予想される。ただ明日30日も寒いと予想されているので満開とはいかないだろうが時空を超えて感慨深い。

 今週半ばから春の陽気が戻るというから、今週末は相当の人出が予想される。

2009年7月8日水曜日

七夕と十五夜

 7月7日はいまどきの七夕だった。珍しく雨がなく、満月が輝く七夕の日となった。

 星は・・・

 月の明るさに負けてあまりよく見えなかった。

 そう、実は2009年の7月7日は、旧暦では、閏五月十五日 満月の日だったのだ。
 七夕はもともと旧暦(太陰太陽暦)の行事。
 旧暦の七月七日といえば、月は決まって上弦の月(半月)前後。
 月は夜になれば西に傾き、9時から10時ころには沈む。
 天の川は昨日のように月の明るさに邪魔されることはないのだ。
 今年の旧暦の七夕は、閏月が入った関係で、例年より遅く2009年8月26日。
 ちなみにお盆(旧暦七月十五日)は、2009年9月3日。

 そして、忘れてほしくないのが七夕は本来初秋の行事であったこと。
 古典を学ぶ上にも、繊細な季節感を大切にしてきた日本の文化を考える上からも、七夕は旧暦を意識してほしいと思うのは果たして無駄なことだろうか・・・。

 

2009年7月3日金曜日

神楽坂まつり

 神楽坂阿波踊り(7月24・25日)に向けて、かぐら連の練習も佳境に入った感がある。
 毘沙門の境内には「ぞめき」の鉦の音が聞こえてくる。

 ちなみに、現在、フジテレビの「めざましテレビ」で、多分占いコーナーだったと思うが、背景映像として「神楽坂」が紹介されている。神楽坂のたたずまい、毘沙門に続いて、「かぐら連」の面々の阿波踊りが流れている(神楽坂祭り開催まで)。早起きの習慣がある人もない人も、一度観てはいかが・・・。

 神楽坂阿波踊りは、都内では最初に開かれる『阿波踊り』で、あの急坂を踊りきれるかどうか、阿波踊りシーズンを乗り切るための体力を計るには最高だという人もいる。また、ギャラリーの質もいい(ノリどころ、ノラセどころを知っている)ので、踊りやすい祭りだ。

 私も、天狗連で踊ります。

 都内だけでも、阿波踊り祭りは結構多く、高円寺をはじめ、小金井、きたまち(練馬北町)、大塚、かせい(都立家政)、三鷹などなど。
 ほかにも、夏祭りの一環として阿波踊りを取り入れているものも多く、夏だ!祭りだ!阿波踊りだ!と祭りずき、阿波踊り好きにはたまらない季節がやってきた。